溝江達英
国際言語学者(言語学博士)

著者について

青森県青森市生まれ
言語学博士
溝江達英世界言語研究所 代表取締役
Lingodesk 代表取締役(カナダ法人代表)
カナダ ラヴァル大学文学部日本語科科長(2012年〜2017年)
カナダ ケベック大学モントリオール校 非常勤講師

大自然に囲まれ、山と海の間でのどかな幼少期を過ごす。

中学で古文を勉強した際、日常話している津軽弁の語彙が古文に頻発するのに驚き、現代日本語の一方言に未だに生きている知的興奮を体感し言語に目覚める。

言語をこよなく愛し、あらゆる外国語という外国語を学び、真剣に学んだ外国語は20ヶ国語以上にも上る国際言語学者。

現在はカナダ住み始めてから12年目を迎え、カナダ・ラヴァル大学にて、講義をフランス語で行い、受け持つ授業は北米最多クラスの年間270コマ超の、超人気の言語学教官として活躍。

大学生の時、バイトでしていた家庭教師で稼いだお金はすべて、自分の外国語学習の為に再投資。外国語学習に狂い、大学の語学の授業では満足せず、私塾を探して、マヤコフスキー学院でチェコ語を勉強したり、アカデミアゲルマニカという私塾で、バスク語とハンガリー語をオーストリア人の言語学者に習うなどマニアックな言語まで精通。

「一流の言語学者に直接習わねば意味がない」という持論から日本の言語学者に積極的に会いに行き、早大名誉教授・現ギリシア・ローマ学会会長の遠山一郎先生、日本初の古典ギリシア語の辞書を作った故 古川晴風先生、日本ではじめてスワヒリ語の辞書を作った西江雅之先生早大名誉教授、元NHKラジオ英会話講師の上田稔先生、など、様々な言語を一流の先生から直接教わる。

他にも

●元カナダ政府国費留学生
●博士論文はスラヴ諸語テーマに、主にロシア語を分析
●論文は英語で書き、論文口頭審査はフランス語で通過
●英語のルーツにあたる古代ザクセン語の研究の為、ドイツのブレーメンに留学
●低地ドイツ語に興味を持ち、英語のルーツを求めて、北海近くのフリースラントへも調査

など、言語を愛すばかりに常人では考えられない経歴を持つ、唯一無二の言語学者である。

ちなみにプライベートも母語である日本語ではなく、英・仏バイリンガル地域モントリオールに居を構え英仏を常用語とし、家庭内ではロシア人の妻とロシア語で生活する。